こんにちは!キーボーです。
登山を始めるにあたって、大事なのが装備ですよね。
そして、装備の中で必需品といっても過言ではないのがレインウエアです。
でも、雨の日には登山をやらないからレインウエアはいらない、と、
おっしゃっている方も多いと思います。
持ってるウインドブレーカーは撥水性があるから大丈夫!と、
おっしゃっている方もおられるのでは?
実は、レインウエアにはウインドブレーカーには無い、大切な機能を持っているのです。
今回は、レインウエアの必要性やメンテナンスについて話していこうと思います♪
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防水性と撥水性の違いは?
アウトドアショップで登山用のジャケットを探している時に、よく目にするのが、
防水性と撥水性
同じような意味の言葉ですが、実は違います。
防水性は完全防水で水の侵入はありませんが、撥水性は生地の表面が水を弾くだけで雨の中で長時間使用すると水が侵入してきます。
文字通りの意味ですみません汗
防水性のあるアイテムには、使用されてる素材は水を通さないのは当然ですが、その作りにも水の侵入を防ぐ処置が施されています。
防水の素材を使用しても縫製箇所が防水でなければ水が侵入してしまいます。
そこでレインウエアなどは縫製箇所にシームテープを貼り水の侵入を防ぐ作りになっています。
撥水性だけのウインドブレーカーなどは縫製箇所にはシームテープの処理が施されていないので、どうしても水が侵入してしまうわけです。
小雨程度で短時間ならウインドブレーカーでも問題ないと思いますが、長時間の使用ですと水の侵入は防げないでしょう。
レインウエアとウインドブレーカーの違いは?
レインウエアとウインドブレーカーに違いについては先ほど解説しましたが、実はまだ大きな違いがあるのです。
それは使われている素材です。
一般的なウインドブレーカーは風邪を通さない防風性があります。
風が吹いて肌寒い時や、汗冷えを防ぐために着用します。
一方、レインウエアに使用されている素材は、防水性、防風性、透湿性が備わっています。
この透湿性が有ると無いのが大きな違いになります。
透湿性とはレインウエアの下にこもった蒸れを外に放出する機能を言います。
実はレインウエアの表面には水は通さないのですが、水蒸気だけを通す小さな穴があります。
そこから体内にこもった水蒸気を出し、蒸れないように作られているのです。
梅雨の時期のようなムシムシした時も使用するレインウエアですので、透湿性というのは大切な機能と言えます。
一方、 一般的なウインドブレーカーには透湿性は無いのでどうしても蒸れてしまいます。
蒸れを放出しないと、その蒸れが冷えて水に変わり、体を濡らしてしまいます。
蒸れを放出するって大事なんですね。
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レインウエアは洗濯していいの?
レインウエアを使用していて気になるのが、レインウエアは洗濯をしていいのか。
洗濯すると防水性が悪くなるイメージがありますが、実は洗濯をした方がいいのです。
レインウエアで防水性が悪くなる時というのは、レインウエアの生地がやぶれたり、シームテープが剥がれたりしない限り、あまりありません。
ですので、洗濯をしたぐらいでは防水性が悪くなることはないでしょう。
むしろ、洗濯をした方がレインウエアの機能をちゃんと発揮することができます。
レインウエアには、水蒸気を通す小さな穴があるのは先ほど解説しました。
この穴が汚れなどで塞がってしまうと、水蒸気が放出できなくなり体内で蒸れてしまいます。
体内で蒸れてしまうとそれが冷やされて水になるので、あたかも水が染み込んできたかの様になります。
この様な透湿性の低下を回復させるのが洗濯なのです。
汚れたら洗濯をしましょうね。
また、撥水性も大事なポイントです。
生地表面の撥水が悪くなると、それだけで透湿性が悪くなります。
洗濯のタイミングで使用する撥水剤を使用すると良いでしょう。
関連記事:ゴアテックスのレインウェアは洗濯は必要?防水性が悪くならないの?
最後に
今回は登山の必需品であるレインウエアについて解説をしました。
レインウエアにも色々特徴があります。
登山用品の中でも高額なアイテムになるのでお店などでスタッフに商品説明を聞きながら選ぶ事をおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
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