こんにちは。キーボーです。
10月に入り、アルプスの紅葉シーズン真っ盛りですね。
ただ今年は外気温が高いのか現時点では例年に比べると紅葉の色が違うなと思うのは私だけでしょうか。
今回は、先月25日に日帰りで行った赤岳について、コースや装備について書いていきたいと思います。
そして、登山口の駐車場では謎の生物の異常発生に遭遇しました!
写真付きで紹介したいと思います。虫が嫌いな方は見ない方がいいです(笑)
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赤岳日帰り登山のコース
今回、八ヶ岳連峰の主峰、赤岳を日帰りで挑戦してきました。
コースは日帰り登れるコースをチョイス。
美濃戸山荘の登山口から南沢コースから行者小屋に行き、そこから文三郎尾根を経て赤岳山頂を目指しました。
文三郎尾根から急坂になり階段も多くなっています。
途中の文三郎尾根から赤岳と阿弥陀岳の分岐があるのですが、そこから見る阿弥陀岳は最高でした。
この分岐から赤岳山頂を目指すのですが、ここからがさらに急登となり鎖場となります。
結構高度感もあり、高所が苦手な方は怖い思いをするかも。
この日は岩場は濡れていなかったのですが、雨が降っている時など足元が滑りやすいので注意が必要です。
赤岳山頂からの下山ルートは地蔵の頭から地蔵尾根を下って行者小屋を目指します。
下山ルートもかなりの急坂です。足元に注意しましょう。
ちなみに山頂の赤岳頂上山荘はポケストップになっていました(笑)
レアモンスターは出現しませんでしたが・・・
で、コースをまとめると
美濃戸山荘(5:50)〜南沢〜行者小屋〜文三郎尾根〜赤岳山頂(10:00)〜
地蔵の頭〜地蔵尾根〜行者小屋(12:00)〜南沢〜美濃戸山荘(15:00)
全行程で約9時間です(休憩2時間ぐらい)。
そして注意点がひとつ。
今回は美濃戸山荘の近くにあるやまのこ村の駐車場で車を預けました。
もう少し下の美濃戸口にも駐車場はあるのですが、やまのこ村まで徒歩で1時間ほどかかります。
今回は日帰りなのでやまのこ村の駐車場まで車で上りましたが、車高の低い車や、運転に自信のない方はやめたほうがいいです。
かなり道が悪いです。しかも細い。対向車が来ないのを祈りましょう(笑)
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装備について
実はテント泊を予定していたのですが、休みが取れなくて日帰りとなりました(笑)
テント泊とは違って、荷物が少ないので疲労感は少なかったです。
リュックは25リットル。
中身は・・
・雨具上下
・行動食
・食料
・サーモス900ml(中身はお湯)
・水
・防寒着(薄手のダウン)
・ヘッドライト
・地図、コンパス
行動着ですが、
ロンTにTシャツ。速乾性に優れているのものです。
ストレッチの効いたパンツ。
ハイカットの登山靴。
すべて一般的な登山装備です。
ただ、早朝の出発はこの時期は寒いです。この日も10℃あるかないかぐらいだと思います。
ですので登り始めは、雨具のジャケットを着ていました。
キシャヤスデが大発生!
登山口のやまのこ村の駐車場で思わぬ生き物に遭遇しました。
これです。
わかりますか?
白い植物かなと思わせるものがいるのですが、これはヤスデです。
ムカデみたいに足が沢山あるのですがムカデの仲間とは違います。
ズームです。
名前をキシャヤスデと言います。
写真では伝わらないと思いますが、体長が30〜35ミリほどのキシャヤスデが駐車場に大量にいるのです。
多分、数万匹というレベルです。とにかく多いのです。足の踏み場もありません。
ていうか、沢山踏まれていました。
この八ヶ岳付近では8年に一度、キシャヤスデが異常発生するのです。
前回は2008年。で、今年2016年はキシャヤスデの当たり年なのです。
以前、キシャヤスデの大量発生が原因で列車がスリップ事故を起こしたことからこの名前がついたそうです。
キシャヤスデは夏に土中に数百個の卵を卵塊で産み、幼虫が1ヵ月後に孵化し、腐植物質を食べて越冬し翌年2齢となります。
1年に1回脱皮して8年目の夏に成虫となるため、大発生は地域ごとに8年周期で起こるそうです。
見た目は悪いですが、キシャヤスデは肉食のムカデと違い人を噛むこともなく、枯葉などの腐植層やキノコなどの菌類を食べ、腐食しにくいカラマツの落葉を分解し、大発生の翌年には木の年輪幅にも違いがみられるほど木の成長がよくなる「益虫」だそうです。
でも、朝に大量にいたキシャヤスデでしたが、下山した15時頃には全然いませんでした。不思議。
8年に一度、貴重な出会いができたのを感謝です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
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