富士登山に挑戦する動機は人それぞれです。
日本一の山に挑戦したい、体力の限界にする、学生最後の記念に、人生の節目に、などなど。
その中には、初めての登山を富士山でデビューされる方も多いと思います。
体力に自信のある方なら、登山経験がなくても富士山頂を目指すことは可能かと思います。
しかし、それは登山装備をしっかりと揃えて挑戦する事が絶対条件です。
登山装備を疎かにすると快適な登山はできません。
全国に直営店を持つアウトドアメーカーのモンベルのお店に行けば富士登山に必要な装備が揃いますよ!
今回は、モンベルで揃えるおすすめ富士登山装備をご紹介します♪
レインウェア
登山において、レインウェアは必需品です。
雨天時はもちろん、ウインドブレーカーとしても使用します。
肌寒い時は防寒着として着用します。
通常、レインウェアは上下セットで使用します。
モンベル サンダーパス
モンベルのレインウェア「サンダーパス」は防水透湿性素材「ドライテック」を使用し、登山を快適に楽しめる装備が備わっています。
コスパにも優れ、これから登山を始めたい方にもおすすめのレインウェアです。
サンダーパスジャケット
出典:モンベルHP
サンダーパスパンツ
出典:モンベルHP
登山靴
足首の適度なサポートがあり、歩きやすさも備えたミドルカットブーツがおすすめです。
靴底も厚く、安定感があります。
また、防水機能があるのも登山靴の特徴です。
逆に、登山に向いていない靴はスニーカーです。
靴底は滑りやすいですし、足首を捻りやすいでしょう。
登山のスキルが高い方はトレランシューズという選択もありますが、今回は初めての登山という前提ですので登山靴(ミドルカットブーツ)をおすすめします。
モンベル マウンテンクルーザー600
モンベルの「マウンテンクルーザー600」はミドルカットの登山靴です。
歩きやすさとサポート力のバランスがうまく取れています。
アッパーにはゴアテックスファブリックを使用し、防水透湿性に優れています。
富士登山をはじめ、軽装備の日帰り登山などに活躍します。
マウンテンクルーザー600
出典:モンベルHP
リュック
富士登山ならリュックの容量の目安は25Lから30Lぐらいが使いやすいでしょう。
そして長時間の登山になるので少しでも重量の軽いものが良いですね。
モンベル ガレナパック
ガレナパック30
出典:モンベルHP
登山の行動着
登山の行動服は普段着(スエットやジーンズなど)はダメですよ。
登山のために作られた服装は動きやすく、快適です。
そして肌着選びも注意が必要です。
肌着は乾きが早く、保温性に優れたものを着用しましょう。
また、富士登山は季節は夏であっても山頂付近では氷点下になる場合がありますので防寒着は必需品です。
防寒着は軽量でコンパクトになるものがおすすめです。
モンベル ジオラインL.Wラウンドネックシャツ
速乾性に優れたアンダーウェアがおすすめです。
綿素材の肌着は汗で濡れた場合、乾きが遅く、体を冷やす原因になるので着用はやめましょう。
ジオラインL.W ラウンドネックシャツ
出典:モンベルHP
モンベル ウイックロンZEOサーマルジャケット
適度に保温性がある行動着がおすすめです。
ウイックロンZEOサーマル ジャケット
出典:モンベルHP
モンベル マウンテンガイドパンツ
伸縮性があり、動きやすいパンツがいいでしょう。
綿素材のパンツ(ジーパンなど)は動きにくいのと、乾きが遅いので着用は控えましょう。
マウンテンガイド パンツ
出典:モンベルHP
モンベル サポーテックタイツ
長時間の登山には、膝の曲げ伸ばしのサポートやふくらはぎに段階的に着圧があるタイツが効果的です。
サポーテックタイツ
出典:モンベルHP
モンベル WIC.トレッキングソックス
トレッキング用のソックスは厚手でクッション性が良いのが特徴です。
素材はウールか化繊が使われています。
基本的にはどちらを使用しても問題はないですが、寒い時期は保温生のあるウール、発汗量が多い夏の低山登山などは速乾性に優れた化繊がおすすめです。
綿のソックスは濡れると乾きが遅く、体を冷やす原因となるので使用は控えましょう。
WIC.トレッキングソックス
出典:モンベルHP
モンベル スペリオダウンジャケット
ダウンジャケットは山頂でご来光を拝む時や、休憩時に着用します。
ダウンジャケットは湿気に弱いので、汗などで濡らさないようにしましょう。
スペリオダウンジャケット
出典:モンベルHP
モンベル クリマエアジャケット
行動中はフリース素材か化繊棉のインナージャケットがおすすめです。
クリマエアジャケット
出典:モンベルHP
モンベル ウィックロンO.Dハット
紫外線対策です。
キャップタイプよりハットタイプがツバが大きいので紫外線対策の効果が期待できます。
また、モンベルのハットはあご紐が付いていない(別売り)ものが多いので、必要な方はあご紐も用意しましょう。
ウイックロンO.D.ハット
出典:モンベルHP
モンベル クリマプロワッチキャップ
山頂でご来光を拝むなら、耳まで隠れるニット帽がおすすめです。
クリマプロ ワッチキャップ
出典:モンベルHP
モンベル トレールアクション グローブ
怪我の防止と防寒用です。
私は軍手を使用しましたが、軍手は綿素材のため濡らすと乾きが遅いのであまりおすすめできません。
トレールアクション グローブ
出典:モンベルHP
モンベル クリマエア ネックゲーター
山頂でのご来光を拝む時などに使用します。
付ける付けないでは体感的に大きく違います。
クリマエア ネックゲーター
出典:モンベルHP
スパッツ(ゲーター)
パンツの裾の濡れや汚れを防止してくれます。
また、登山靴への小石の侵入も防いでくれます。
ただし、必ずしも必要というアイテムではありません。
私はスパッツは着用せずに登りました。
モンベル GORE-TEXライトスパッツ セミロング
GORE-TEX ライトスパッツ セミロング
出典:モンベルHP
トレッキングポール
足への負担軽減やバランス感覚をサポートする効果があります。
1本でも使用できますが、スキーのストックのように2本持ちで使います。
富士登山の場合、登山客が多いのでポールの穂先には注意しましょう。
スパッツ同様、トレッキングポールについても絶対に必要というわけではありません。
足腰に自信がある方は、使用しなくても問題ないでしょう。
モンベル アルパインカーボンポール
アルパインカーボンポール
出典:モンベルHP
ヘッドランプ
ヘッドランプは必需品です。
必ず替えの電池も持参しましょう。
モンベル コンパクトヘッドランプ
コンパクトヘッドランプ
出典:モンベルHP
サングラス
標高の高い富士山では紫外線の量も多くなります。
目の保護のためにサングラスはかけましょう。
関連記事:初夏の登山は紫外線対策を万全に!おすすめのUVカットアイテム12選
モンベル トレッキングサングラス
トレッキングサングラス
出典:モンベルHP
私の富士登山の体験談と服装について
私の場合、初めての富士登山は2012年9月の上旬でした。
早朝に登り始めて夕方ごろに下山するプランです。
山頂でご来光を拝む場合は、8合目付近の山小屋で一泊するのが一般的ですね。
吉田口5合目を4時ごろに出発しました(この時間帯が一番寒かった)。
晴天でしたが、登り始めは寒さを感じたので、行動着+防寒着(フリース)にレインウェアというスタイルです。
ご来光が拝めたのは7合目付近でした。
太陽が登り始めると気温も上昇し、暑さを感じだしたので、レインウェアは脱ぎ行動着とベストだけで山頂まで登りました。
山頂には11時ごろの到着。
山頂で休憩をしますが、風が強く、汗をかいた体は寒さを感じましたので、レインウェアを着用します。
山頂でのお鉢巡りは、風が強く吹くと体感的に寒く感じたので、レインウェアは着たり脱いだりしてましたね。
13時ごろから下山を開始し、17時ごろ吉田口5合目に戻りました。
下山中はレインウェアは着用することはありませんでした。
私の場合、4時から17時までと、ほぼ、日中に行動しているので、厳しい寒さはありませんでした。
これが、山頂でのご来光を拝むプランになると状況は変わります。
しっかりとした防寒対策が必要になります。
また、9月に入ってからの富士山登山は気候の変化に要注意です。
ちなみに、私が登った日から一週間後に富士山では初冠雪を記録しています。
最後に
今回ご紹介した登山装備一式は、あくまでも一例です。
登山の条件(時期や気候など)が変われば、必要な登山装備も変わります。
特に、初めての登山を富士山でデビューされる方は、登山装備を購入する際に、お店のスタッフの方にアドバイスを聞くのが良いですね。
また、登山装備を一式揃えるとなるとかなりの金額になります。
ちなみに上記の登山装備を全て揃えると・・
¥140,000以上(ポール2本使用の場合)!
かなりの投資になります(汗)
富士登山はチャレンジしたいけど、出費も多いし、その後は登山するかわからないし、・・・という方は登山道具レンタルもおすすめです。
レンタルならあれこれ装備で悩まなくても済みますw
富士登山に挑戦するにあたって、服装や装備選びは大事なポイントです。
安全で快適に富士登山を楽しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
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