こんにちは!キーボーです。
兵庫の神戸市から宝塚市まで東西に延びる六甲山系。
その距離56kmとも言われています。
六甲全山縦走とは自分の力のみで56kmを歩き通すのです。
こんな過酷で楽しい(?)登山に必要な服装や装備を考えてみました。
目次
3月は兵庫労山主催
六甲全山縦走大会は神戸市主催で毎年11月に開催されています。
3月に開催されるは兵庫県勤労者山岳連盟(略して兵庫労山)が主催となります。
今年は3月12日(日)に開催され、開催数も51回と歴史があります。
兵庫労山では全山縦走コースを45kmと発表しています。
56kmじゃあないんですね。
とはいえ、45kmを歩くというのはそれなりの服装や装備が必要となります。
そして3月はもう直ぐ春とはいえまだまだ寒そうなんですが・・
3月の六甲山の気候
まず気になるのが六甲山の3月の気候ですが、六甲山のある兵庫県南部の3月の過去の天気はおおむね晴れの日が多いですね。
日によって気温の差が大きく、最高気温が20℃まで上がる日もあれば10℃に満たない日もあります。
最低気温についても10℃を切っている日が多くあります。
標高が1000m上がれば、気温は6℃下がると言われています。
その他、風力や天候により体感温度も変わるでしょう。
標高931mの六甲山山頂は兵庫県南部の天気予報の気温より約6℃ほど下がります。
となると、
最高気温が5℃に満たない場合や、最低気温は氷点下になる恐れもありますので、防寒対策は必要となります。
大会日が近づくにつれて、天気予報が気になりますね。
服装について
服装
低山であっても登山をする際は最適な装備を揃えましょう。
登山用に作られた服装や装備は快適性が違います。
着てはいけない服装を先に言いますと、
綿素材の服装はダメ!
です。
最近は登山ブームなので常識になっているとは思いますが、あえて言わせてもらいました。
なぜ、綿素材(コットン)がダメかというと、乾きが遅いからです。
登山はたくさん汗をかきます。
その汗を綿素材の服装が吸うと、乾きが遅いのでいつまでも冷たく感じます。
風が吹いたりするとより寒く感じてしまうなど、汗冷えの原因になります。
ですので、コットンのTシャツやジーパンなどは登山には向いてません。
ここでは、化学繊維の行動着やパンツ、肌着(アンダーウェア)ならメリノウールもいいでしょう。
下の記事もおすすめです。
関連記事:【モンベルのアンダーウェア】ジオラインとメリノウールどちらが暖かい?
レインウェア
そして、レインウェア(雨具)は必需品です。
ポンチョやコートではなく、上下別々のタイプがいいです。
レインウェアは雨の時に使用するだけでなく、防寒着をしても使用します。
ちなみに本大会は雨天決行です(笑)
下の記事もおすすめです。
関連記事:登山装備の必需品!レインウエアを選ぶ時と使用時の注意点は?
防寒着
3月の六甲山はまだまだ寒いので当然、防寒着は必要です。
日中、天候が良く、気温も上がれは防寒着は必要ないかもしれませんが、日が暮れると一気に気温は下がります。
ですので防寒着は必ず持って行きましょう。
フリースなどがおすすめです。
薄手のダウンジャケットなども防寒着として利用できますが注意点があります。
それはダウン製品は濡らしてはいけないということです。
濡れると羽毛のかさがなくなり一気に保温性は下がります。
中綿入りのジャケットを防寒着として持っていくなら、化繊綿がいいですね。
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装備について
登山靴
まずは靴ですが、くるぶしまである登山靴をおすすめします。
長い距離ですから、足のトラブルも多いと思います。
登山靴ですと足首をひねりにくくなりますし、小石などの侵入も防いでくれます。
ほとんどの登山靴にはゴアテックスなどの防水性が備わっているので、雨の日や水たまりでも平気です。
使用する靴に決まりはありません。
快適に使える靴を選びましょう。
トレイルランニング用のシューズで参加されている方もおられますが、本大会は歩くことをメインとしていますので走ってはダメですよ。
ザック(リュック)
ザックの大きさは25L前後でいいと思います。
入れるもは、レインウェア、水、行動食、防寒着、財布等になると思いますのでそれほど大きなものはいらないでしょう。
逆に、たくさん入れ過ぎると重たくなってしまい、それが疲労にもつながります。
やっぱり、軽さは武器となります。
少しでも荷物は軽くしましょう。
ヘッドランプ
ヘッドランプは必需品です。
というか、これがないと完走できません(下山を指導される)。
マグライトではダメです。
両手が自由となるヘッドランプを装備しましょう。
ヘッドランプは明るいに越したことはないのですが、参加されている方、全員がヘッドランプを使っているので、一人にならない限り真っ暗ではありません。
足元をしっかり照らしてくれるヘッドランプを用意しましょう。
トレッキングポール
これは必需品とは言いませんが、使用することで足への負担軽減などの効果があります。
膝に不安がある方などが使用するといいですね。
ただし、本大会はたくさんの参加者がいます。
また、一般の登山客もいますので、使用する際は後ろの人などに注意を払う必要があります。
下の記事もおすすめです。
関連記事:登山でトレッキングポールは必要?種類や使い方のポイントは?
行動食
これだけの距離を歩くわけですからかなりのカロリーを消費します。
アウトドアショップやスポーツ店などで手に入れられる、高カロリーのジェルやバーがおすすめです。
これはたくさん持って行きましょう。
絶対にお腹が空きます(笑)
エネルギー不足になると、ハンガーノックという症状になり、体が動かなくなります。
車で例えるならガス欠です。
眠気やだるさ、思考能力の低下など様々な症状が出ます。
たくさん持っていくと最初は重たいですが、食べるとザックの中も減って軽くなりますので^^;
軽アイゼン
気候にもよりますが、残雪がある場合は軽アイゼンを用意しましょう。
最後に
登山初心者の方でも体力があれば完走はできると思います。
ただ、装備はバッチリでも、体力がなければ完走は難しいかもです。
それだけ過酷だということです。
コース途中で体調が分くるなったり、膝が痛くなったりすれば、勇気を持ってリタイアしましょう。
またチャンスはありますから!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
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